【猫との暮らし】幸せの恩返し

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今月14日の朝、
長女猫のカイリが苦しそうで
病院に連れて行く車で
10分ほどの移動中に

大きく咳をして
呼吸困難になってから

今日で6日です。

18日に赤ピンク胸水を抜いた後から
吐き気で飲まず食わず。
カイリとの時間が惜しくて昨晩はずっと付き添いました。

獣医さんの言うままに
1日おきに通院して
胸水が溜まっていたら抜く

ガンに効く苦いお薬を飲ませる。
持病の薬と合わせて全部で4種類
辛そうなカイリの口を開けさせて放り込むのを
頑張ってきました。

14日に豆乳みたいな乳びを300ml抜いたけど、
18日にも寝ている時の呼吸数が多いのが気になって
今度は血混じりの痛々しい赤ピンク胸水を200ml弱抜いています。

獣医さんが超音波をあてながら
肺に針を刺して
シリンジで胸水を吸う

私が前足を抑えて
必死で「頑張ろうね!楽になるよ!」
と言いながらも

カイリも我慢の限界だったようで
怒って手を噛まれました。

歯もボロボロだし痩せて力も入らないから
若い頃の甘噛ほども痛くないのが悲しい。

そうまでして通院させても
本ニャンは楽になったどころか
余計によろめいて水ご飯を拒否。

そもそも、抵抗する元気がないだけで
本当は泣き叫んで大暴れするほど
病院に行きたくないだろうに

私は私の自己満足のために
病院で処置してもらって
カイリを生き長らえさせようとしている。

もう、通院も投薬もやめます。

カイリが好きなようにするのを
ただ見守り、
最後までカイリらしく生きることを
見守って介助します。

カイリが呼吸困難になる前
12〜13日は朝から晩まで
イベント出展で留守にしていたし
その前の週もその前も

私はずっと仕事に追われていました。

カイリの状態が悪いのは
本当は気づいていました。

毛割れがひどくなり
毛の塊がお尻にたくさんできていたこと

久しぶりに縦抱きでかかえてみたら
羽のように軽い上に
魚みたいな腐敗臭がしたこと

そして、いつもどおり
朝起きてカイリがテーブルの上にいるのを見た時

いつもはすぐに気づいて
「なーん!」とご飯と蛇口からの水を催促するのに

その日は私に気づかず、しきりに膀胱付近を舐めている
よく見ると失禁したようなあとがありました。

おしっこを失敗したのを必死で隠そうとしていたみたいで
私の顔を見た時の「ハッ」とした顔が忘れられません。

どんなにきつくても
誇り高く、私に心配されまいとする
私が喜ぶように
スリスリしたりフミフミしたりゴロゴロしたり
呼びかけたら「なーん!」と話してくれる。

そんな、最高に健気で賢くて可愛い子

私と16年も暮らしてくれてありがとう

ただただ感謝するばかりです。

来月9日は
私とカイリの家族記念日

熊本県天草の民家で
野良猫母さんから生まれた
鼻が黒い女の子

2008年11月9日に
私の家族になってくれてから
16周年を迎えます

どうかそれまで
穏やかにカイリの温もりを感じながら
今までもらった幸せの恩返しを
していきたいと思います。

2008年11月のカイリ
可愛すぎて卒倒しそうです