SNSで人気のぬい撮り、「ぬい撮り」のキーワードで検索すると可愛い写真がいっぱいで癒されます。
私がネコベアをはじめた頃は、公園でぬいぐるみを並べて写真を撮ってると人の目が気になったり、「何それ?何撮ってるの?!」なんて聞かれたりもしましたが、最近では「ああ、ぬいぐるみの写真撮ってるのね〜」ぐらいにサラッと流してもらえるようになりました。
SNSのおかげで一躍メジャーになりました、「ぬい撮り」
身近な家族が楽しんでる様子を写真に撮るのはいいですよね。
旅先の何気ない風景でも、主役(ぬいぐるみ)がいれば一気に惹きつけられる写真になります。
好きなカメラで好きなように取ればとりあえず可愛いぬい撮りですが、
結論から言うと、
なかなか大変です。手間も準備も必要です。
…と、釘を刺してしまいましたが、
それでも可愛く撮りたい方へ参考情報として、ぜひどうぞ!
とにかく、うちの子を可愛く撮りたい場合
ぬいぐるみだけを綺麗に撮りたい場合は、
- ぬいぐるみが汚れないように、敷物か台の上に乗せて(きれいな場所ならそのままでも)
- 服の乱れを整えて、顔の角度を変えれる子は目線の先をカメラの位置にします。
- カメラを構えて、ディスプレイに余計なものが入ってないのを確認して
- 瞳にピントを合わせてシャッターを押す



目に光が入っていると生き生きして見えますよ!
敷物はお気に入りの布とか、市販のコースターやランチョンマットを利用するといいです。
コースターやランチョンマットは撥水加工がされていたり、丈夫で皺になりにくいなど、扱いやすいですし
色やサイズも豊富で可愛いものが沢山あります。

アプリで補正して可愛さ2割り増し
写真は水平垂直が大事です。傾いていた場合はアプリで補正しましょう。iPhoneの場合は「写真」の編集でも簡単に出来ます。



ついでに、明るさや色合いも変えると綺麗になることがあります。

ハイライト+10、
自然なサイド+30にしました。

写真加工はお好みの加減でね!始めは面倒でも慣れれば簡単だよ!
細かいことですが、ググッと見栄えアップしますので、試してみてください!
花や食べ物と一緒に撮りたい場合
ぬいぐるみと他の対象物、両方を綺麗に撮ることが目標です。
- ぬいぐるみと対象物をカメラからの距離が同じになるように配置します。(ポーズを取らせたり、ぬいぐるみをカメラ目線にしてもいいですね!)
- ぬいぐるみと対象物の両方にピントが合っていることを確認してシャッターを押す

「もしも〜し、昼寝ですか〜?
蚊に刺されますよ〜。石だから大丈夫?」

この車ほおばりケーキは可愛いだけじゃなく美味しかったです!
食べ物は色温度を温かくすると見栄えアップすることが多いです。

傾きも補正しました。


ハイアングルで両方が映るようにしました。

真上から撮りました。

ピンボケ…こんなこともあります。
対象物とぬいぐるみが同じ大きさぐらいだと撮りやすいですが、違う場合は角度を変えるなど工夫が必要です。
対象物が増えると、一眼よりスマホの方が綺麗に撮れる場合もよくあります。
特にiPhoneは明るく綺麗に撮れる広角レンズが付いていて優秀です。
ぬい撮りカメラ・レンズについて
ぬいどりには、広角より単焦点レンズがよく撮れます。

私はSONYのα6000にオールドレンズのスーパータクマー55mmF1.8のレンズを使っています。
私が購入したのは6年前ぐらいで8万円台だったと記憶しているのですが、値上がりしていてびっくり!
人間でも言えますが、50mmぐらいのレンズで遠くから撮った方がスタイルよく、ボケも美しいものが撮れますよ。


背後を大きくぼかしながら遠近による歪みが小さくなりました!
スマホの場合でも、iPhoneならポートレートモードを使えばボケの美しい写真が撮れますが、人以外のものではポートレートモード使えないので、アプリを入れると良いです。
アプリはあまり詳しくないですが、「Focus」は無料版でも簡単に背景をぼかすことができました!

右が加工後です。
ただし、旅行先で絶景と一緒に撮りたい場合は広角レンズで思いっきり絞ると全部が綺麗な絵になりますね。

構図や光にこだわると一気に垢抜ける!
構図とは、簡単に言うと写真の中の配置です。
代表的な構図は
- 日の丸構図、日本の国旗のように真ん中に対象物がある構図です。インスタにおすすめ!
- 三分割構図、グリット線の交差点に対象物がある構図です。こなれた感じになります。
- 対角構図、水平・垂直ではなく、斜めを意識して入れる構図です。奥行き・遠近感が出ます。




光を制すものは写真を制す!
と、言われるほどに光は重要で奥深いです。ごくごく簡単にまとめますと・・・
- 色を綺麗に撮りたければ順光、雰囲気を大事にしたければ逆光でも
- 室内は暗いので難しいけど、測光で綺麗に撮れる角度を探すと良い
- 明るめの写真が好まれますが露出が大きすぎで白飛びしない程度に・・・

晴れた日の野外では明るすぎることも・・



技術より大事なこと
ぬい撮りの1番の難関それは堂々とすることかもしれません!
いい大人が、ぬいぐるみ遊び、お人形遊びなんて、、と考えると恥ずかしくなるので、
人は人、自分は自分、なんと思われようと関係ない!と割り切ることです。
別に誰に迷惑をかけてるでもなく、好きなことは堂々とやれば良いのです。
昔どこかにたわしを散歩させてるおじさんがいたそうです。
楽しいしユニーク!みんなの話題になって楽しさを振りまいて素晴らしいと思います。
ちなみに、ネコベアは特に子供に凝視されるので欲しい!と言われた時にお断りする文句を考えておくといいかもしれません。
最近はどのカメラも性能がいいですし、とりあえずオートでシャッターを押せば綺麗に撮れますが、
何をどう綺麗に見せたいのか?対象物に対する感じ方、思いが1番大事だなと、常々感じております。
私も撮影上手になるためずっとずっと勉強中です。